2020関東大会振り返り

特定非営利活動法人 横浜緑リトルシニア

2020関東大会振り返り

2020年11月25日 NEWS-2年生 0

2020年(神奈川)南関東支部秋季大会並びに2020ミズノ旗杯関東連盟秋季大会が終了しました。
我が横浜緑の2年生を中心としたチームでの公式戦も今年は終了です。
今一度、公式戦での戦いを振り返り、来季に向けての学びとしたいと思います。

関東連盟での結果はこちらにまとまっています。
・2020年(神奈川)南関東支部 秋季大会
https://www.kantoleague.net/shop/tournament/?action=detail&tournament_id=779
・2020ミズノ旗杯関東連盟秋季大会
https://www.kantoleague.net/shop/tournament/index.php?action=detail&tournament_id=787

1)
2020年(神奈川)南関東支部 秋季大会 > 横浜緑  対 横浜泉2020/09/06
https://www.kantoleague.net/shop/game/index.php?game_id=16465

横浜緑は四球2つのあと、5番打者がセンターへタイムリーヒット。初回から1点を先制する。
横浜泉は2回ウラ、内野安打で出塁した5番打者を7番打者が右中間を抜くツーベースヒットで帰す。続けて二死ながら9番打者がライトの右へ落とすヒットで2点目を奪取。逆転に成功する。
横浜泉が3回ウラにもう1点を追加し、1−3として迎えた4回表、横浜緑が反撃に転じる。
先頭の5番打者が四球、6番打者の2球目にワイルドピッチで進塁、無死2塁とし、送りバント。一死三塁としてチャンスを作る。
7番打者が四球を選び、代走がすかさず盗塁、一死二・三塁。ここで8番打者が左中間への二塁打を放ち、2人を帰し3−3の同点に追いつく。

さらに攻撃の手を緩めない横浜緑は、9番打者が送りバントで二死三塁とする。
流れを変えたい横浜泉は1番打者をなんと申告敬遠。二死一・三塁。
1番打者はすぐに盗塁し、二死二・三塁。
2番打者は四球を選び、二死満塁のチャンス。3番打者の1球目のあと、横浜泉ベンチが動く。投手交代。2番手投手も左腕の本格派を持ってきた。
「投手交代時はチャンス」と日頃から指導されている横浜緑はフルカウントまで粘ってショートへの難しいバウンドのゴロで内野安打。1人帰り4−3逆転に成功。

さらにこの試合の注目対決。小学生時代に同じチームでバッテリーを組んだ2人が、それぞれ違うシニアに入って鍛え上げ、ついに中2の公式戦で運命の対決となった。結果は横浜緑4番打者の力が圧倒し、走者一掃のスリーベースタイムリーヒット! 7−3と試合を決定づけた!
その後さらに1点を追加し、8ー3とする。

と思われたそのウラ、底力のある横浜泉はこのままでは終わらない。
先頭の7番打者から四球、8番四球で無死一・二塁。
ここで横浜緑ベンチが動き、投手を交代。ここはなんとか抑えたいところ。
しかしすでに流れは横浜泉に傾いていた。

9番は死球で労せず無死満塁。1番打者も四球で押し出し。1点を献上し、8−4とする。なおも無死満塁のピンチ。
2番打者はピッチャー前ゴロ、投手がゴロ処理にもたつく間に3塁ランナーが帰り、8−5、1塁はセーフ。なお無死満塁。
一気に攻め込みたい横浜泉は3番打者に代打を投入、期待に応えて右中間を破るツーベースヒット。ランナー2人が帰り8−7。
無死二・三塁で、続く4番打者にストレートのフォアボールを与えたところで投手交代。無死満塁のピンチが続く場面。もうこれ以上は点をやれない追い詰められた状況。ここで横浜泉はさらに追い打ちをかける。
5番打者がフルカウントから左中間を破る走者一掃のスリーベースタイムリーヒット! 8−10と逆転に成功する。
さらに1点を追加し、8−11。
5回裏にも1点を追加し8−12となったところで、規定により時間切れで試合が終了。
横浜緑にとっては、ほろ苦い公式戦初戦となった。


2)
2020年(神奈川)南関東支部 秋季大会 > 横浜緑  対 藤沢2020/09/13
https://www.kantoleague.net/shop/game/index.php?game_id=16560

秋季大会初戦で敗退となった横浜緑は、敗者復活トーナメントに移り、藤沢シニアとの敗者復活1回戦。
先攻横浜緑は2回表、先頭打者がデッドボールで出塁すると、その後6者連続の長短打で一挙5点の猛攻。
藤沢の先発投手をマウンドから引きずり下ろす。
3回表にも先頭から3者連続単打のあと、2番打者が右中間を深々と破るタイムリースリーベースヒット。この回4点を追加し、9−0とする。
4回、5回にも1点ずつを加え、計11点と、初戦の悔しさを晴らすように打線が爆発した。
投げては先発投手が1・2・3回をきっちり3人ずつで仕留めながらも、2番手投手が連続安打で2失点。3番手がしっかりと抑え、終わってみれば11−2で圧勝した。


3)
2020年(神奈川)南関東支部 秋季大会 > 寒川  対 横浜緑2020/09/21
https://www.kantoleague.net/shop/game/index.php?game_id=16636

この戦いが横浜緑にとって、今大会最大の分水嶺となった。

先攻寒川は、2番打者がヒットで出塁後、3番打者が長打でランニングホームラン。2点を先制する。
その裏、横浜緑の攻撃。2番打者がセンター前ヒットで出塁するも、左投手の巧みな牽制球で誘い出されアウト。その後もなかなか流れが作り出せない状況が続く。

再び試合が動いたのは4回裏。
先頭から連続フォアボールで出塁し無死一・二塁。5番打者がきっちりと送りバントで一死二・三塁としたのち、6番打者が左中間への同点タイムリーヒット。2−2とする。

6回表、なんとか引き離したい寒川はツーアウトから4番5番が連続ヒットで1点を追加。逆転。3−2。
その裏、横浜緑も負けじと1点を追加し、3−3の同点とする。

7回はどちらも譲らず、0点で終わり、時間内のためタイブレークが成立。
8回を一死満塁からスタートすることとなった。
打順は7回からの続きで、ランナーはその打順からさかのぼって順に3人が割り当てられる。

横浜緑は先発投手が7回を投げきっており、規定により、2番手投手がマウンドへ。
先頭の2番打者をファーストフライ、3番打者をレフトフライに打ち取り、0点で切り抜ける。

8回裏、ここで点を取らないと勝てない状況。
先頭の4番打者は、初球を大きくスイングして空振り、ワンストライク。
一死満塁の場面で4番なら外野へ運べばタッチアップもあり得る、という緊張した場面。この試合最大の山場を迎える。
2球目、三塁ランナーが猛ダッシュ、なんと4番打者でスクイズ?!
内野は初球の空振りを見て前進守備をしていない。完全に裏をかかれている。
投手が猛ダッシュでグラブトスするが間一髪間に合わない! セーフ!
横浜緑のタイブレークサヨナラスクイズが成功! 3−4で勝利!


4)
2020年(神奈川)南関東支部 秋季大会 > 横浜栄  対 横浜緑2020/09/26
https://www.kantoleague.net/shop/game/index.php?game_id=16666

敗者復活の3回戦。ここで勝てば関東大会出場が現実味を帯びてくる。

しかし、先制したのは横浜栄。
3回表、一死のあと9番打者がフォアボールで出塁。1番打者が送りバントで二死二塁。
2番打者が初球を右中間へ運び、1点を先制する。

横浜緑の攻撃は序盤から精彩を欠いていた。単打、四球、死球がからむものの、つながりがなく、点に結びつかない展開が続いた。5回表に横浜栄が1点を追加し、流れが傾きかけたその裏、横浜緑の攻撃の歯車が揃い始める。

先頭の1番打者がレフト線を破るスリーベースヒット。外野からの返球が緩慢な動きと見た打者走者は一気に本塁を狙う。レフトから中継したサードの送球もそれ、ホームイン。1点を返す。
続く2番打者はフォアボールで出塁したのち、盗塁、送りバントをからめて一死三塁。
5番打者がレフトへ抜けるヒットを放ち、ランナー生還。2−2の同点とする。

6回表、横浜緑は2番手投手で0点に抑え、その裏、8番打者からのスタートだったが、フォアボールで出塁の後、二盗、三盗をからめて着実にスコアリングポジションにランナーを進める。
1番打者が左中間を破る二塁打できちんと帰し、2番・3番打者がエラー絡みで出塁する間に追加点を挙げ、この回3点、2−5として試合を決めた。


5)
2020年(神奈川)南関東支部 秋季大会 > 青葉緑東  対 横浜緑2020/09/27
https://www.kantoleague.net/shop/game/index.php?game_id=16730

あとひとつ勝てば関東大会出場が決まる大事な一戦。
対するは強豪・青葉緑東シニア。同じ敗者復活トーナメントではあるが、青葉緑東は予選トーナメントで海老名南、相模原南を打ち破っている。決して楽に戦える相手ではない。

さらに勝ち上がるごとに大会日程のきつさが増してくる。
投手には投球回数規定があり、「連続する2日間で10イニング以内」と定められている。

[link]中学生投手の投球制限に関する統一ガイドライン | 一般財団法人日本リトルシニア中学硬式野球協会 http://www.littlesenior.jp/news/48.html

前日の横浜栄戦で5イニング投げた投手は、あと5イニングは投げることが可能だが、ここは大事をとって登板しない作戦を決行した。

先制したのは横浜緑。3回裏、9番打者がエラーで出塁、一死一塁。
1番打者フォアボールで一死一・二塁とし、2番打者がセンターへはじき返すクリーンヒット。ランナーが帰り1点先制。
3番打者はセカンドゴロに打ち取られたと思われたが、ここでフィルダースチョイス。一死満塁の大チャンスが生まれる。

ここで青葉緑東ベンチが動き、投手交代。流れを変えようと試みる。
横浜緑不動の4番打者、この流れを変えてなるものかと初球からレフト前に落ちるヒット。1人帰り0−2。なお一死満塁。
攻撃の手を休めない横浜緑はスクイズを仕掛け、0ー3とする。

6回表、青葉緑東は1点に返されるも、ダブルプレーで切り抜ける。
7回表、ヒットで出塁したランナーが三盗を試みるも、捕手の好送球で三塁タッチアウトでゲームセット。
横浜緑、関東大会出場を決めた。


6)
2020秋季関東大会ミズノ旗杯 > 栃木下野  対 横浜緑2020/10/18
https://www.kantoleague.net/shop/game/index.php?game_id=16838

関東大会出場を決めてから、約半月後の2020年10月18日。
その間、いくつかの練習試合を組んだものの、雨天で流れるなどして、結果的には2試合しか調整できずにこの日を迎えた。

あとから冷静になって思い返してみると、選手たちも父母たちも、やや浮ついていたところは否めない。
ただひとり、監督は冷静だった。

栃木下野シニアは北関東支部の大会で敗者復活で上がってきたとはいえ、ほとんどの試合で大量得点をとっている。
攻撃力は間違いなく高いチームであることは分かっていた。
その強力な攻撃力をグラウンドで思い知ることとなる。

栃木下野は初回の先頭打者から左中間を抜けるヒットを放ち、4番打者まで連続の長短打、その間に次々と盗塁を仕掛け、打者一巡の猛攻で、あっという間に初回5点を先制した。

圧倒的な実力差をまざまざと見せつけられた横浜緑。
4番打者がなんとか意地を見せてライトへヒットを放つが、結果的にこれが唯一の安打となった。

栃木下野は2回にも5点を追加し、試合を決めてもなお、4回に2点を追加するなど、勝負に拘る姿勢は見習わなければならない。
大会規定にある「4回終了時10点差の場合コールドケームとする」により、横浜緑は4回コールド負けとなった。

試合終了後のミーティングでは、監督・コーチから愛のある叱咤とともに、選手自身の野球に対する自覚を今一度見つめ直すことを諭されていた。

これで2020年の公式戦は終了となる。
次の公式戦は、来年春。
それまでに、選手たちが自分自身を見つめ、どれだけ成長できるかが、チームの力になって現れる。